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秋の手仕事ワークショップを開催しました

2019年11月19日

夏休み明けの慌ただしさが少し落ち着いて来た10月の半ばに、保護者のみんなで一緒に手を動かすための“秋の手仕事ワークショップ”が開催されました。
春の手仕事ワークショップでは、羊毛とフェルトで小人を作り、とても賑わいました。今回は「手作りフェルトのポーチ」と「刺繍マッチ箱」をみんなで作れるように準備が進められました。
手作りフェルトというのは、石鹸水を使って羊毛をフェルト化したもので、機械で作られた市販品のフェルトのような薄さや均一感はないものの、その手作り感がとても愛らしくて存在感があります。そのフェルトをポーチにするサイズにカットして、ブランケットステッチで縫い合わせ、手作りの木のボタンをつけて完成させます。この木のボタンも、保護者が校庭の桜の木を薄くカットして穴を開けて手作りしてくれた、世界で一つ!のボタンです。

もう一つ用意された、刺繍マッチ箱というのは、家庭でもろうそくを灯す機会が増えて来る冬に人気のもので、小さな刺繍を施したフェルトをマッチ箱に貼付けて作ります。表と側面と裏の三面をどのように刺繍するかは自由で、ワンポイント刺繍だけであってもマッチ箱が見違えるように可愛らしくなります。子ども達も大好きです。
当日は、手仕事専科の三品先生がいらしてくださり、刺繍のコツなどの質問を参加者一人ひとりと話しながら教えてくださっていました。保護者同士でも、得意な方が他の方にアドバイスしたり、手を動かしながらおしゃべりをしたりと、とても和やかな空気が流れていました。

この日、製作された物は12/1(日)に開催される公開イベント「アドヴェントのつどい」で販売されます。6月のオープンデイも同じですが、公開イベントでは毎回保護者によるいろいろな手作り品が見事にお店に並びます。
訪れてくださった方々に、私たちが手を動かしながら過ごしたあたたかな時間と気持ちを、そのままお持ち帰りいただけたら幸いです。
(1・4年保護者 松山ちかこ)