夏休み直前の7月5日、霧が丘校舎で公開講座「1年生になるということ」を開催しました。「7歳から14歳 シュタイナー教育が目指すもの」というテーマで、この春に卒業した第二期生の担任で、現1年生担任の神田昌実先生が、1年生から9年生までの体験をもとにシュタイナー教育における、“学ぶこと”の素晴らしさをお話しました。
なぜ、7歳になる頃に1年生になるのでしょう?
そんな当たり前なことを考えてみたことがありますか?
それは永久歯が生えはじめることと深い関係があるのです。
学ぶことを嫌いな子どもはいません。
“子どもたちが必要な時に、必要な内容を与える”
だから子どもたちは喉の渇きをいやすように新しい学びを吸収します。
そして大人になってからも「学ぶ」ということに心をときめかせて向かうのです。
そのときめきを失わず持ち続けることができるような人間を、シュタイナー教育は育てています。
当日は、小さなお子さんをお持ちの親御さんなど、多くの方に参加いただきました。
講座に参加した1年生保護者の感想をご紹介します。
“歯が生え変わることで体の基礎ができ、「学ぶ」準備ができる。歯が生え変わることで個性がでてくる”というお話に、感心しました。
1年生の我が娘は、まだ歯が1本も生え変わっていません。
歯が生え変わっている子と比べるとまだ幼い感じがあります。
歯が生え変わる前と後で、これからどう変っていくのか、とても楽しみになりました。
神田先生が言う「学ぶ」ということに心をときめかせていくということ。
これは、大人になってもとても大切なことだなと改めて気づかされました。
(1年生保護者 むらまつ)