100年ほど前、ルドルフ・シュタイナーによって提唱された「本当の自由」を獲得できる人間を育てるための学校は現在では世界に1000校以上あります。一体どこが一般に行われている教育と違うのでしょう。その『何故』をご自身の心と体で実際に体験し、答えを見つけてみませんか? この講座からの学びで「新たな自分」を知る方も多いようです。2年間(28日間)の講座終了後には修了証が授与されます。
2年間で自分がこんなに変化するとは思っていませんでした。いろいろな歌、リズム、授業の理論と実践、人間観、世界観、芸術体験、オイリュトミー、振り返り、先生方の熱のこもった言葉、休憩中にたくさん語り合ったこと。そのすべてが、気づきと変化を促してくれました。自己教育の喜びとそれを続けてゆく覚悟。盛りだくさんの2年間でした。
シュタイナー教育に興味がありますか?もしあるなら、講座を受講してみるといいかもしれません。シュタイナー教育、モンテッソーリ教育、イエナプラン教育などオルタナティブな教育が色々あります。けれどもシュタイナー教育は、自分が体験しないとわからないこと、気づかないことが多いです。言葉にできる学びと言葉にできない学びがあって、シュタイナー教育は言葉にしづらいものが多いです。それでも少なくとも体験することで、自分なりにシュタイナー教育を語れるようになりたい方におすすめします。
横浜の魅力はアットホームな温かさです。ビルの一角にありながら、教室は学びの場として愛に満ちています。講師陣の一人一人が個性的でありながら、チームワークの良さと高い技術力を持っています。そして密度の濃い学びは、その場だけでなく自分の中でいつまでも輝き続け、自分自身が力づけられ、成長していることに気づきます。カフェがあることで憩いの場で癒されたこと、保護者の皆様方からの“おやつ”が毎回おいしくて、しかも愛情たっぷりだったこと、何よりも、講師の皆さんやスタッフ、他の仲間たちと語り合えたこと等の目に見えない貴重な学びをさせてもらいました。
自分の子どもが8年生の秋から受講しましたが、入学前や低学年のうちに受講しておきたかったと思いました。先生方が保護者会で伝えてくださる言葉の深い意味が講座で明らかになるので、家庭で大人が心がけた方よいことがはっきり分かってくるからです。その上で子どもを育てたら、先生と家庭がもっと足並みをそろえて子どもを育てられるので、子どもも安心して成長していくだろうと思います。祖父母や周囲への、この教育についての説明も、もっと上手にできると思います。
教員養成講座は、学園の時間割のようにカリキュラムが組まれているので、とても体が楽で、受講するたびに健康になりました。素晴らしい仲間との出会いもあるので、自分への贈り物として、家族のためにも、受講をおすすめします。
2年間を通して、常に受講生に対する先生方の温かさもとても印象に残りました。村山先生の建築も受講生たちを温かく守り育んでくれたと感じています。そのような空間の中、どんな受講生も受入れ、それぞれの人を肯定して皆が仲間になれるよう配慮をし、一人ひとりの成長を助けてくださったと感じています。大人でも苦手なことを抱えていたり、シュタイナーの勉強も始めたばかりの人から、長く深い人まで、すぐに教壇に立つ人から先生になるのかわからない人まで、様々でしたが、そんなことは全く気にせずに、その人らしくいられる2年間でした。皆が受講以前よりも毎日を楽しく自分の道を歩めるようになったのではないでしょうか?それこそが横浜シュタイナー学園の根本にある力なのだと思います。
(横浜シュタイナー学園保護者)
シュタイナー学校の手仕事では「生活の中で使うものを自らの手で生み出すこと」や「人間の手は自分のためだけでなく、他者のため、世の中のためにも喜びをもって使われること」を大切にしています。それは、思考力の土台となり、思考したことを行動に移すことができる大人になっていくことを目指すからです。この講座では、シュタイナー教育の基本となる人間観と主に1〜6年生までの子どもたちが手仕事の授業で作るものを導入の仕方から丁寧にお伝えします
Down is the earth, up high is the sky…
授業では1年生から英語で詩を唱えます。それはリスニングやスピーキングを意識しているためではなく、「模倣」を大切にしているからなのです。そうしながら、英語の音やリズムの世界に親しんでいきます。
まだ文法を習っていなくても、物語を聴いておおよその意味がわかる子どもたち。その閉ざされていない耳と心は、成長とともに、自分と知らない世界との架け橋になってくれるのです。
そんな授業の一部を自ら体験しながら学んでみませんか?
1学年毎の体験授業に子どもの成長段階の説明、他教科とのからみを含めて、その学年の子どもの全体像が浮かびあがるようなイメージを持ちながら、英語の教え方を学べた。シュタイナー学校の英語講座でこんな風に広く、深く学べるのは日本でここだけ。受講して本当に良かったです。
しかも。1~2か月、間があったことも、一回学んだことが鎮静して、忘れたようで・・・どこか深く入りこんでから次の学年を迎えられたのは、学ぶペースとしてとても良かったです。
内容についての解説や意図を教えていただけたので、英語教育について良くわかりました。シュタイナー教育についても理解が深まりました。宿題もありますが、取り組むことでとても勉強になりました。毎回の授業がとても楽しかったです。
詩や歌が素敵で自分の授業にも取り入れました。「読みとリズム」「文法の発見」など設定されたテーマに対してわくわくするようなアプローチをたくさん紹介していただき、とても参考になりました。
子どもたちの日々の授業内容を知ることができて、とてもよい機会でした。
英語が言葉であること子どもたちは身をもって知っていく、そのプロセス感じられました。歌、動き、手遊び、クイズ的、劇などのさまざまな要素を組み込んでプログラムされて、英語を楽しめました。
1回数時間という短い時間で子どもたちの1年分の学びを教わりましたが、エッセンスたっぷりでぎゅっと凝縮された内容に、とても満足しています。7年間、学園の保護者として過ごしていても知らなかったことがたくさん!(学内保護者にもとってもおすすめです。)英語だけでなくシュタイナー教育全般の考え方も理解が深まります。
日本の英語教育に見られる定型文を覚える教育ではなく、洗練されたリズム、良質な文章を通じて運用力を育む教授法が参考になりました。
子どもたちが実際に学んでいるその現場で、本物の現場の先生方から実際に体験授業をして頂き、教室の雰囲気や熱量、音、リズム、間・・・等々、本や他の講演会では難しい部分まで、生で感じながら学びを深めていけることが、この上なく贅沢だと感じています。また、ほかの受講生の方たちのご意見や感想にも気付かされることが多く、様々な経験をされている方たちと共に過ごせることも魅力の一つだと思います。
ヴァルドルフ教育での英語の授業を1~9年生まで、体験することができました。学年毎にその年齢の発達段階に合わせた教育実践は、根底に芸術活動とシュタイナー理念が感じられ、毎回目からうろこで感動でした。
シュタイナー学校の在校生体験ができてとても新鮮でした。クラスの雰囲気だったり、教材の取り上げ方だったり、先生の目線でみた子どもたちの姿だったりが知れたので、とても参考になりました。子どもと勉強するときに生かしていきたいです。
知っていたはずの言語に、まるで赤ちゃんに戻ったかのように新鮮な気持ちで出会いなおすことができた。子どもたちのシュタイナーの言う、身体、心、頭すべてに働きかけるということを言語を通して学習すると、自分が中学生のときに経験したことと比較できるため、とても実感しやすいと思った。
子どもになったつもりで、1年生から始まり、9年生まで早送りで順に体験できるのが(まずは初心者には・・・)よかったです!
何人かの先生の授業を受けられて楽しかったです。