9月24日に、松浦 園先生(ヴァルドルフキンダーガルテンなのはな園/日本シュタイナー幼児教育協会代表理事)をお迎えして、【連続講座 多面的シュタイナー考察 】その2「幼児教育」を開催しました。
参加した学園保護者による感想をお伝えします。
生まれたからには誰もが経験する幼児の時代。
これに「教育」とつくと、少し難しい事のように感じていたが、参加してみると、これはどのお母さんお父さんでも心当たりのある、日常の中での積み重ねなのだと思えた。
シュタイナー幼児教育における、大人が幼い子供にしてあげるべき事はとても明快。
「その子が描いた夢を、自分の力で実現するための力を育むこと」
それにはまず、全身でよく動ける健康な身体を作りと、子供が元々持っている創造力(自らの力で遊びを作り出す力)を壊さないこと。
そして「私は(僕)はここにいる」と、自分の内側を感じられる環境を作ってあげること。自分を感じられると他者も認められるようになる。
シンプルだけど、奥は深い…
実際に9才と6才の子供達と日々暮らしていく中で、毎日のリズムを心がけたりメディアや食べ物に少しは気を遣っていたりするつもりたが、ついつい日々の細々とした事に流されていく。
しかし松浦先生は、思ったらその日その時が始める時。遅いということはない。と仰られ、背中を押してもらった感じがした。
そして一番大切なのは「今 この子に何が必要か」を考えること。
とも。
これは、その子への愛情につながるのかなと思った。
必要な事を見極める為には、親である私がまずしっかりと軸を持つことが大切。
ヨレヨレの時もあるが諦めず子育てしていきたいと思った。
松浦園先生には、上の子の幼稚園でお世話になった。とても幸せな3年間を過ごさせて頂いた。
今回の講座は、時にユーモアを交え、笑顔のこぼれる会場で、温かく力強く子育てについてお話し頂いた会だった。
(3年生保護者 小野山陽子)