この劇は、横浜シュタイナー学園の教員、保護者、そして学園創設以前の初演当初からこの劇にかかわっている友人たちによって毎年上演されています。「聖夜劇」と聞くと、特定の宗教に基づいた物語と考えられがちですが、わたしたちは演じるたびにこの劇から「人間存在の根源的なものに訴える何か」を感じ取ってきました。
15,6世紀のヨーロッパで行われた素朴なこの劇は、今ではシュタイナー学校と関連する共同体、病院等でしか上演されることはありません。冬至へ向かい、より暗く、より寒くなっていく季節の中で、雪深い国に住むかつての貧しい農民たちは、この劇の上演を心より待ち、聖夜を深い喜びとともに迎えてきたのでしょう。物にあふれ、眩しすぎる光にあふれる現代の日本で、この劇はわたしたちにどんな意味を持つのか問い続けながら、今年30回目の上演を行います。 皆様には、「この劇の中から最も善きもの」を受け取っていただければ幸いです。
日時
「楽園劇」11:30開場 12:00開演(上演時間約45分)
「生誕劇」13:15開場 13:45開演(上演時間約90分)
対象年齢
「生誕劇」年長児以上
会場
横浜市緑区寺山町118
アクセスはこちらをご覧ください。
観劇料
こども600円(年長児〜中学生)
当日、受付でお支払いください。
※この料金で二つの劇をご覧になれます。(ただし年長児〜小学校2年生までは生誕劇のみの観劇となります)
お申込み
注意事項
- 対象年齢に達していないお子さんは入場できませんのでご注意ください。
- 遅れていらした場合、演出上しばらく入場できません。開演までにどうぞご着席ください。
- 新型コロナウイルス感染予防対策により、入口での検温・手指の消毒にご協力ください。また、マスク着用が義務付けられておりますので、こちらへのご協力もよろしくお願いいたします。
協力:よこはまシュタイナー教育の会
後援:横浜市緑区役所
「当学園の事業はよこはま夢ファンド登録団体助成金を受けて実施しています」