学園では、新1年生家庭の歓迎イベントや
低学年の祝祭のお手伝いを、
2年生保護者が中心になって担当します。
前年度(自分たちが1年生)の
3学期に行われる新入学保護者会に始まり、
春のオイリュトミークライト作りと
新歓オリエンテーションの運営、
秋には1・2年生のみの祝祭である
マルティン祭の双子パン・りんごろうそく準備と続き、
3年生に上がった4月、
次の新1年生を迎える春まつりの
ことりパンを作るのが最後のお役目です。
準備をどのように進めるかは
その年のクラスによってさまざまですが、
私たちのクラスでは、食べるものは
みんなで集まって作るのが恒例となりました。
今年度はありがたいことに22名の新・転入生を迎え、
全校児童・生徒分、当日見学の新・転入生家庭分、
各クラス担任分で合計約180個のことりパンを作ります。
春まつり前々日、
十日市場地区センターの料理室に集まり、
パン生地を捏ねる作業をしました。
5.4kgの小麦粉を15に分けて、
1単位ずつ、酵母・水・塩を加えて捏ねていきます。
台の上でリズムよくこねる様子は
まるで本物のパン職人のよう!
なんて笑い合っているうちに15単位捏ね終わり、
ビニール袋に入れて一次発酵。
これには時間がかかるのでこの日の作業はここまで。
残った時間は持ち寄りのおやつでまったりティータイム♪
来年への引き継ぎを兼ねて参加してくれた下のクラスの保護者に、
明日はもっと楽しくなりますよ~なんて話していたら、
みんなの期待通り!その夜、翌日参加メンバーから
「明日昼はまた何か作って食べたいと思ってるんだけど」の申し出が。
待ってましたとばかりに方々からメニュー提案、食材提供、
と次々に”声”ならぬ”文字”が上がり、決まっていきました。
翌朝、私たちと同じく地区センターの開館を待っている女性が。
学園開校に尽力されオイリュトミー専科教員として
務めていらした隅田先生でした。
面識のある保護者が、ことりパンを焼きに来たことを話すと、
なんと!開校2年目から続くことりパンの成形は
隅田先生が考案されたものとのこと。
「今も受け継いでくれてるのね!」と喜んでくださり、
思わぬ声援をいただいた気持ちになりました。
(3、6年生保護者)
<2日目の作業の様子、春まつり当日の様子は後編に続きます>
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