横浜シュタイナー学園は2025年に、
創立20周年を迎えようとしています。
この20年間、地域の方々やたくさんの方々に
支えられながら歩んできました。
学園に関係してくださった方々に感謝を伝え、
これからの20年につなげていけるような催しを開こうと、
プロジェクトが立ち上がりました。
今回はプロジェクトメンバーからの、
準備の様子をお届けします。
『20周年準備プロジェクト立ち上げ!』
初めまして、現在この学園に在籍する
4年生・2年生児童の保護者HKと申します。
仕事は某メーカーのしがないサラリーマンをしております。
このたび学園創立20周年プロジェクトの
ブログ担当を拝命
(勢いで名乗り出たというのが実際のところですが)しました。
学生時代は読書感想文が大の苦手だった私で大丈夫なのか・・?
後からだんだん不安がよぎってきたのですが、
この節目の年を迎える壮大な(壮大になってほしい)
プロジェクトの「いま」を皆さんに
「分かりやすく、楽しく」
お伝えできるよう頑張りますので、
どうぞよろしくお願いします。
さて、私が学園に関わるようになってから
ちょうど丸3年が経ちましたが、
3年前の4月に入学した当初、
期待とちょっぴりの不安でドキドキしながら
参加したことを今でも思い出します。
「子どもたちにとってどんな学校生活になるのか?
途中で嫌になってしまわないかな?」
「先生や他の保護者の方々とうまく付き合っていけるだろうか?」
そんな不安は全くの杞憂でした。
子どもたちは目をキラキラさせながら
学校での出来事を報告してくれていて、
本当に楽しそうに毎日過ごしています。
ユニークな教育を行なっている学校らしく、
先生や保護者の方々もユニークで面白い方々ばかりです。
仕事や人生のバックグラウンドが異なる
保護者同士の交流も想像以上に楽しく、
保護者にとっても良い刺激になっています。
そんな横浜シュタイナー学園は2025年に創立20周年を迎えます。
人間で言えば成人式となるこの節目の年を
「盛大に祝いたい!」ということで、
有志を募って学園創立20周年準備プロジェクトが発足しました。
元々、横浜シュタイナー学園は保護者やNPO会員の方々が
学園運営に参画する事で成り立っています。
財務などのお金の管理はもとより、
広報やオープンデイ(学園活動の一般公開)、
地域との交流や行政との折衝など多岐に渡ります。
自分が感じているこれらの活動は
「子どもたちだけではなく、
学園自体も手塩にかけて育てているような」
感覚です。
そんな学園に熱い思いを抱くメンバーの先生方、
現役の保護者の方、保護者OB、などが集まり、
定例(1回/月)のペースで打ち合わせを行なっています。
2024/04/07(日) に行われた打ち合わせですが、
まだ構想やコンセプトを練っている段階ですが一部を紹介します。
●なぜ20周年イベントをやるのか
●その過程でどういう想いや感情が起こるのか
●スローガンをどうするか
●学園史を作りたい、そもそもなぜ作るのか意味を考えよう
●どうやって学園内外に周知して盛り上げようか
●記念グッズは作りたい
「シュタイナーあるある」の哲学的な問いや、
記念グッズなどちょっとミーハー的(失礼!)な話題まで、
様々な話題を話し合いました。
利潤を追い求めるために行われる会社の打ち合わせとは違い、
様々な思いや価値観を認めて尊重することを
横浜シュタイナー学園では是としています。
まさに「和を以て貴しとなす」で、
古くからの日本人の考え方に近いものがあり、
とても素晴らしいことだと思います。
が、その反動で合意形成までに時間がかかる場合もあり、
玉虫色の結論になることも・・(笑)
※あくまでも個人的な感想です
さすが横浜シュタイナー学園を選ぶだけあって、
保護者の皆さんも色々な想いがあり、
社長や学長がいて「こうせい!」
と決める訳でもありません。
この20周年を祝うイベントは「こうあるべき」
という型もなく、
自由な発想で作り上げていくものです。
良く言えば「自由奔放な」、悪く言えば「カオスな」状態から
どう合意形成して、
タイムリミットの2025年10月までにどう昇華させていくのか・・?
この過程でシュタイナー教育の真髄に触れられると期待しており、
個人的にもワクワクしています。
どんな葛藤があり1年半後に
どんなハッピーエンドが待ち受けているか、ご笑覧あれ!
学園創立20周年準備プロジェクトメンバー
(4年、2年)保護者 HK
横浜シュタイナー学園へぜひ一度お越しください