7月16日(土)旧若葉台西中学校に於いて、「1学期月例祭」が行われました。
「月例祭」とは横浜シュタイナー学園で1学期ごとに、1年生から9年生までが一堂に会して各学年の日頃積み重ねてきた学びを披露する会です。
今回は外部から30名を超える見学・来賓の方が参加され、この小さな会を見守って下さいました。
はじまりの挨拶で内村先生が「昨日、神田昌実先生が「明日の天気は晴れすぎると体育館は暑くなり、みんな見ているのが大変だし、雨でもジメジメして過ごしにくいので、曇りになれ!」と言いました。そして、本当にそうなりました」と話されました。会場からは笑い声が漏れ、和やかに月例祭が始まりました。体育館2時間ほどの発表の間、本当に暑すぎず、涼しすぎず、風が少し通り抜ける薄曇りの空でしたので、1年生から9年生まで発表も見学も集中して楽しむことが出来ました。
1年生にとっては初めての月例祭。担任の横山先生と共に輪を作り「朝のことば」を唱える様子に緊張は感じられず、本当にいつもの朝を垣間見ているようでした。
各クラスとも背丈の伸びだけでなく、表情や手の動きに、声に、確かな成長を感じました。教員の動きをまるごと模倣して動く低学年。徐々に身体のバランスが整い、大地にしっかり根が張り身体に響く凛とした声を感じた中学年。7・8・9年生は担任の先生の指揮の下、リズム・演奏・ダンスを披露しました。先生と生徒の呼応、クラスの仲間の呼吸を感じ合ってタイミングを計る様。一人ひとりの成長と共に、クラスの成熟もとても感じられました。
最後は9年生の「創作ダンス」。淡々とクラス一体となって踊る姿に盛大な拍手と歓声が湧きました。そして、まさかのアンコール!!渋々ながら再登場した9年生。もう一度踊り切ってくれました。逞しく成長した姿に目に涙を浮かべる保護者もいたほどです。本当に温かな会でした。
「月例祭」は毎学期の最後に開催し、基本的に外部公開しています。ホームページ、ニューズレター等でご案内いたしますので、是非一緒に子どもたちの成長を見守りに来てください。
(※会場の都合により公開できないこともあります)
(広報の会・高橋恵美)