都市部への通勤圏内にありながら
のどかな田園風景が広がる
横浜や都心の通勤圏内にありながら緑を感じる地域にあります。学園の近くには「新治市民の森」「三保市民の森」などの、豊かな里山の風景が広がります。子どもたちは身近な里山を訪れ、森に学ぶ植物学、川の水源探訪、谷戸田の米作り、竹を切り家を建てるなど、授業の中でも自然を体験していきます。
学園で成長する子どもたちは、横浜北部最大の里山「新治市民の森」に幾度となく訪れ、四季折々の自然を身体いっぱいに体験して学びます。楽しい森のピクニックや学習、森の湧水を使った米づくり、竹林保全を兼ねて切り出した竹で校庭に家を建てる家づくり。豊かな森は学童でも活用しています。
「新治市民の森」の西側に連なる「三保市民の森」 には、鶴見川水系・梅田川の水源である泉が湧いています。子どもたちはこの泉の流れを追って歩きます。恩田川、鶴見川に合流して大きな川へと成長する流れとともに、周辺の風景も森から田園風景へ、住宅地から工業地域へ。その変化も大切な学びです。
三保の森の北の端には乗馬クラブ「アバロン・ヒルサイドファーム」があり、厩舎にはたくさんの馬たちが飼われています。学園の子どもたちは毎年、動物学の授業で馬の見学をさせていただいています。
三保の森の北西には、まるで北海道の風景のような、広大な耕作地が広がっています。学園はこの耕作地の一部をお借りして、主に芋類を育てています。山のように収穫したお芋を他のクラスにも分け合って、収穫をお祝いします。
霧が丘校舎の南へ徒歩5分の距離に、子どもたちがのびのびと走り回れる大きな公園があり、地域のご理解のもとに利用しています。低学年は運動遊び、高学年はタグラグビーの授業などに利用しています。放課後の学童の子どもたちの遊びのフィールドでもあります。
学園から徒歩10分のエリアにログハウス型プレイ施設「きりっこランド」があります。横浜市の各区にひとつただけのログハウスがこんなに近くにあるのはとても幸運なこと。雨天時など、学童の子どもたちが主に利用しています。(現在は新型コロナウイルス感染拡大防止の関係で学童は利用を控えています。)
十日市場校舎の正面には、小高い里山を公園に整備した「十日市場だんご山公園」があります。 地域のご理解のもと、休み時間の遊び場に、体育活動などに利用させていただいています。
十日市場校舎北側の徒歩3分の距離に、親子連れが利用する十日市場西田公園があります。横浜緑土木事務所の要請を受け、学園は2016年にこの公園の愛護会を結成し、学園の8年生が園芸の授業の時間に公園の手入れをしています。 花壇の手入れや清掃活動をしている子どもたちを見かけたら、それは学園の8年生です!
最寄り駅のJR横浜線「十日市場駅」は、横浜駅から約20分、町田駅から約10分。田園都市線の青葉台駅からはバスで15分ほどのアクセスです。また、保土ケ谷バイパスや東名高速道路横浜町田ICからは10分の距離です。都市部への利便性のよさから、学園のそばに越してくる家庭も多く、地域の賑わいをつくっています。
赤いレンガの遊歩道 赤みち
里山公園の遊歩道
四季を楽しむ
霧が丘校舎は1年生から5年生までが通う校舎です。トーべ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園の 「ムーミン屋敷」で有名な建築家、村山雄一氏が内装設計を手がけました。教員やNPO会員も内装工事に参加し、2005年の開校以来1教室ずつ増やしながら今に至ります。
2011年開校の十日市場校舎は6年生から9年生(中3)までが通う学び舎です。高学年の生徒たちにあわせてクールに彩色された教室も村山雄一氏の内装設計によるものです。霧が丘校舎から移動してきた6年生は、心と体が大きく成長した高学年の生徒を見上げながら成長していきます。
外部リンク:トーべ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園 https://hanno-city.info/akebono/
外部リンク:雑誌「CONFORT No,158」に十日市場校舎が掲載されました https://confortmag.net/no-158/