連続講座「シュタイナー学校を知りたい」

シュタイナー学校の特色は、子どもたちの健やかな成長と学びの為の“環境”づくりです。ここで9年間育った子どもたちが、今、続々と明るく逞しく羽ばたいていっています。シュタイナー教育誕生１００周年のこの機会に贈る、これからの教育に出逢える連続講座です。

シュタイナー学校では、同じクラスを長い期間、同じ担任が受け持ちます。なぜ、そのようなことを行うのでしょうか？それは、「時間が人の成長を助けてくれる」ということを最大限に教育の現場に生かすということなのではないか・・・、と14年間クラス担任を続けてきた今、感じています。時間とは、人間の思惑を超えて、子どもたちを、また子どもたちの周囲の大人たちを変化させ、成長させるものなのです。子どもたちとともに学んできた日々を振り返りつつ、「時間を味方に付けた教育」=「シュタイナー教育」について、具体的にお話ししたいと思います。

日時：9月1日（日）　10:00〜12:00

講師：長井麻美(2014年卒1期生・2019年卒6期生担任)

定員：20名

同日の午後には霧が丘校舎にて、FAMILY DAY「お父さんのための父親茶話会」も催します。（要申込み、参加費無料）詳細はこちら

シュタイナー教育の授業は、心身の調和を整え、病気を未病で防ぐ予防医学であると言われます。
オイリュトミーは心身の健康に役立つシュタイナー教育の特徴的な教科です。体を動かし、温めてみましょう。
大人の為のお話の時間には、お子さんは別室で教員と手遊びなどをして過ごします。

日時：5月12日（日）　10:00〜12:00

講師：猿谷利加(オイリュトミー専科教員・オイリュトミー療法士)・三品恭子(手仕事専科教員)・神田昌実(現5年生・2015年卒２期生担任)

対象年齢：年中〜小学2年まで（それ以外のお子様はご参加できません）

定員：親子20組

終了【第2回目】大人のための体験授業? 低学年編 A「九九（かず）」B「音楽」

※A.Bどちらかのコースをお選びください
Ａ「九九（かず）」
毎日行われる１００分の「エポック授業」では、心が動いて、感動を伴って学ぶ子どもたちの笑顔で満ちています。学ぶことは面白い！とクラスのみんなが心からそう思っている事が、この教育の素晴らしさです。今回は「かず」の中から九九を取り上げます。かずの美しさに触れながら、ぜひ子どもに戻って体験してください。

講師：伊藤雅子（現３年生担任）

Ｂ「音楽」
シュタイナー教育では“聴く”ということをとても大切にしています。街中に様々な音が溢れている中、“聴く力（傾聴）”を育てるということが、学びへの集中力に直結します。低学年までは色々な響きを体で聴く体験を重ね、楽譜を学ぶのは4年生以降という独特なシュタイナー学校の音楽は、子どもたちの自我を育てる上でも重要な教科です。

講師：原口理恵（音楽専科教員）神田昌実（現5年生・2015年卒2期生担任）

日時：7月7日（日）　10:00〜12:00

定員：20名

終了【第3回目】大人のための体験授業? 高学年編「幾何学」

シュタイナー教育の学びは有機的と言われています。子どもたちの成長に沿って考えられたテーマが、いくつもの教科にまたがって学びが繰り広げられていきます。また、1年生から9年生という縦軸でも、学びは空へ向かって伸びていく蔦のように絡まりながら進みます。この縦軸を実感できる「幾何学」で高学年の学びの面白さをお届けします。

日時：7月7日（日）　13:30〜15:30

講師：太田初(現７年生担任)

定員：20名

Tel & Fax 045-922-3107