スマホやSNSが当たり前の現代社会で子どもたちをどう育てたらいいんだろう?保護者の皆様は時に頭を悩ますこともあるのではないでしょうか?
既に、家庭ではスマホが一人一台になりつつある傾向さえありますが、
2019年6月に学校教育の情報化の推進に関する法律が成立し、プログラミング教育、GIGAスクール構想など、子どもの教育環境がITの渦の中にすっぽりと覆われていく機運があります。
昔はどうだったでしょう?
その昔、テレビの時代には、同じ番組を見て話したり、時には好みの番組を見るために親子喧嘩をしたり、かろうじて親子の間に「関わり合い」があった気がします。
今はどうでしょう?
子どもたちの周囲には動画配信サービス、音楽聴き放題サービスなどなど、子どもを取り巻く環境は、スマホやSNSなどの便利なツールにより、目の前で簡単に情報にアクセスする「個の時間の自由」に溢れていますよね。
でも、それって自由なんでしょうか?
そんななか、何か大切なものが失われていかないのでしょうか?
シュタイナー教育を実践する、本学園では、子ども時代の子どもらしい時間を守るために、子ども時代に、スマホ、SNS等のデジタルメディアやIT技術から距離を置くように推奨しています。
そして、子どもたちの身の回りや大人からの影響に、大人たちが想像力を働かせ、行動するために、学園内で[語り合う場]を持ってきました。
そうした場を重ねる中で、様々な有用な意見も出てきたので、今後のこのブログで少しずつ発信できればいいなと思っています。
(3年保護者 M.S)