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9年生の英語劇

2022年2月28日

9年生は12月に英語劇の発表をしました。

題材はアーサー・コナン・ドイル作「赤毛連盟」です。時は19世紀末のイギリス、ロンドン。一見とても変わった奇妙な話から、シャーロックホームズが鮮やかに大犯罪を未然に防ぐというお話です。

 


探偵小説に取り組むことにしたのは、クラスの雰囲気に合っていたことと、こんな候補があるよ、と話していたときに生徒の目が「きらり」と光ったことが決めてとなり、このお話に決めました。日本語でこの小説を読んだ人もおりましたが、まだ読んだことがない生徒が大半で、素話で語られる話の筋を興味津々で聞いていました。

 

「英語でお話を語る」ということを少しご説明したいと思います。教師が身振り、手振りを駆使し、演技をしながらお話を語ります。短編小説とは言え、ある程度の長さがありますので、童話のように厳選された言葉を流れるように語る、というわけにはいきません。しかし、依頼人の話を聴く、ホームズやワトソン博士のように、謎解きをしながら熱心に耳を傾け、目で理解しようとしていた9年生たちでした。

 

9年生はとても忙しく、充実した一年を過ごします。それはいくつもの学びが同時に進行していくからです。この劇の前には農業自習で小豆島に行きました。帰ってきてからの二週間は本番と同じ、オイリュトミー室を使って動きながら覚えていきました。最初のころの反省は「明日までに台詞を覚えてきます」というものがほとんどでしたが、日を追うごとに「演技をもっとつけていきたいです」と変わってきました。家でおうちの方と一緒に練習をしたり、ひたすら一人で覚えてくるなど、最後は個人の頑張りなしにみんなの劇は作れないということを全員が実感したのではないでしょうか。もっとよくしたいという気持ちを貪欲にぶつけてきてくれたことが印象的でした。

 


 

本番は大成功。かっこいい!

推理する人、話を聴く人、ちょっと騙されやすい人、頭脳を使ってだます人達、知らないうちに大犯罪に巻き込まれ腰がぬけるほど驚いた銀行家。みんなが普段とは違う顔をみせて観客を楽しませてくれました。劇のあと、下級生からお話わかったよ、面白かった、すごかった、とうれしい感想をもらいました。

 

 

「その時、自分ではない人として、その場所に生きる」経験がこれからの学びや人生の中で、他人の靴を履いて考えることができる人になるきっかけとなったとことを願って。

 

(英語専科教員)

 


シュタイナー学校では1年生から二つの外国語を学ぶことがよいとされています。
なぜ二つも外国語を学ぶのでしょうか。
その目標は何なのでしょうか。
単なるコミュニケーションのツールとしての英語ではなく
たくさん歌い、動き、遊びながら英語の世界に入り込み、
自然と身に付くものは何なのかを探りながら
子どもたちはいったいどのように英語を学んでいくのでしょう?
 
2022年5月開講 「シュタイナー学校の英語 ~1年生から9年生まで~」
 
体験しながら「シュタイナー学校の英語」を学ぶ、はじめての連続講座です。
お申込み締切:2022年3月18日(金

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