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1年生がやってくる ~ペレ通信6月号~

2023年6月16日

子どもたちの放課後の大事な遊び場でもある学童保育[ペレの家]。
大人たちがほどよく距離を取りながら見守る空間で、子どもたちは教室とはまた違った顔を見せてくれます。
全校保護者へ届けられる[ペレ通信]をブログでもお届けします。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

〜1 年生がやってくる〜
(保護者エッセイ)

ペレの家で過ごす 1 年の中で、最も心が躍る 6 月。
毎年この時期に 1 年生の入会が始まります。
入会前はお昼ご飯を食べて下校していた子どもたちが、
ペレの家に入会すると放課後を共に過ごすようになります。

思い起こせば 4 年前。
今年 5 年生になった我が家の長女も
6 月からペレの家に通い始めました。
入学して 2 ヶ月間、親子共々
右も左もわからない状態が続きましたが、
ペレの家に入会できたことで、
ひとつのハードルを超えたように感じました。

指導員補助として月に 1 回ほどシフトに入ると、
子どもたちの様子を知ることができます。
また、他学年の保護者と出会うこともできます。

1 年生は一番早くにペレの家へやってきます。
幼稚園の延長のような遊び、お絵かき、
指導員や補助に入った保護者とのおしゃべりなどをしながら、
その時間は穏やかに流れていきます。

ところが、2 年生がやってくると
空気は一気に変わります。
賑やかに、ダイナミックな遊びが始まります。

さらに 3 年生、4 年生…と上級生がやってくると
おひさまの部屋はぎゅうぎゅう詰め。
校庭に行く子ども、萱場公園へ行く子ども。
みな伸び伸びと過ごし、時にケンカし、
授業参観や学期祭で見る子どもたちとは
違う角度からの姿を見ることができます。

長女が 2 年生になった年はコロナ禍で、
6 月は分散登校が行われていました。
しばらくしてペレの家に1 年生が来たときのことをよく覚えています。
可愛らしい 1 年生が楽しそうに自己紹介をしてくれて、
仲睦まじくしている姿に癒されたものです。

そして、2 年生になった子どもたちは
前年度の 2 年生と同じようにパワフルになり、
少し先輩風を吹かせていました。

3 年生、4 年生、5 年生を見ていても、
それぞれのクラスのカラーがありながらも
「ああ、去年のこの学年の子たちも
同じような様子をしていたなあ」
と感じさせられるのです。

ペレの家の活動に関わることを通して、
自分の子どものクラスメイトたちだけではなく、
他学年の子どもとも関わり、
彼らの成長を感じることができます。

ペレの家に遊びに来てくれる上級生や
卒業生たちを見ていると、
「学園の中にあるペレの家」だということを実感します。

上級生や卒業生が来てくれた日は、
子どもとの帰り道で、本当に嬉しかった、楽しかった、
という言葉を毎回聞きます。

今ペレの家に来ている子どもたちがいつか、
彼らのように下級生と遊ぶようになるのだろうと思うと
不思議な気持ちになります。

3 年生の次女は、入会前の「お試しペレ」に
1 年生が来てくれることを喜んでおり、
一緒に遊ぶ日を今から心待ちにしています。

今年も、新入会の 1 年生たちを
お迎えするのがとても楽しみです。

(3 年 5 年保護者)


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