タウンニュースやホームページにも掲載された
里山でのミニ演奏会のようすをお届けいたします。
『循環』
「この森で伐採された木材を使わせてもらい、
と、風人くん。
5月26日(日)。新緑眩い季節。
学園からほど近い、
これから作業するために、
新治市民の森愛護会の人々が多く
今日は月に数回ある愛護会活動日で、
藤棚のある、少し高くなっているところに、
伊藤風人くんが立ち、
「伊藤風人くんは、横浜シュタイナー学園をこの3月に卒業し、
この森から切り出された木を使って、
そして、
ミニ演奏会をしてくれることになりまし
それではよろしくお願いします。」
会長からの紹介を受けて、
森でのミニ演奏会が始まった。
ヴァイオリンを創ることになったいきさつ、
この制作を通して感じたこと、
風人くんによる話があり、
いよいよ演奏が始まった。
今回は愛護会の方々への感謝を表すためのミニ演奏会であったため
学園で広く告知することはしなかったが、
聴衆が静まると、森に住む鳥たちの囀りが、一層森に響き渡った。
彼の言葉にある『循環』
そして、
2曲目は、映画「ニューシネマパラダイス」の曲として知られる「
そして、最後は、
最後に調弦が狂ってしまうハプニン
見事に弾ききった。
演奏を終えて数週間ほど経った風人くんに、
「これまでに森で弾いたことがなかったけれど、
ヴァイオリン本来の素の音に出会えた。
彼の言葉を受け、今後も自然との繋がりの中で、
「循環」
喜びを持って、
と切に願う。
音楽専科教員 伏見あかね
※ミニ演奏会の様子は、
新治市民の森 愛護会
http://niiharu.la.coocan.jp/
●学園周辺ぐるっと探訪会 6/29(土) 8:40集合
https://yokohama-steiner.jp/event/cpt_event-20395/