4月25日から1週間、AWTC(アジアヴァルドルフ教員会議)が学校法人シュタイナー学園(藤野)を会場に開催されました。世界各国から講師ををお迎えし、アジアのシュタイナー教育関係者が一堂に集い、寝食を共にし学びを重ねるという、先生方にとっては夢のような(・・・もしくは荒行のような)1週間です。
4月28日はオプショナルツアーの一環として、この横浜にも約30名のお客様をお迎えしました。当日はまるで夏の盛りのような明るい日差しの中、9年生がツアーご一行を出迎え、まずは十日市場校舎をご案内。続くセレモニーも全編英語で。9年生の普段の英語授業の成果と度胸(?)が発揮された1日でした。
霧が丘校舎では和文化体験と銘打ち、保護者によるお点前の披露と浴衣の着付けをお客様に体験して頂きました。色とりどりの浴衣とにぎやかな着付け、精神を集中し一刻を愉しむお点前。和文化の華やかさと静けさの両方を堪能して頂けたようです。迎えたスタッフ全員の和服姿も華を添えていました。
夕食は温かな和食。もちろん全て手作りです。筍ごはんに澄まし汁、デザートの和菓子など旬の素材を使ったおもてなしに、あちこちからの「オイシイィ」の声。(ちなみにこの日の夕餉の美味しさは、藤野に戻ってからの語り草になっていたそうです!)
夕食後には思いがけず参加者から素敵な歌とプレゼントを頂きました。
参加者・スタッフ、そこにいる全員が、今この時間を共有していることを感謝する温かな時間がそこには流れていました。共有するものは言葉ではなく、おもてなしをする側とされる側、お互いの寄り添う気持ちなのだ、とあらためて感じます。
一期一会。
貴重な時間を共有できたことを感謝しつつ。
(広報 いしくら)
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横浜シュタイナー学園の日々を綴る「がくえんにっし」を始めました。
子どもたちの様子や行事、公開講座とイベントの模様、保護者の活動などをご紹介します。