夏休みに入ってもう2週間以上。真夏の太陽の下で、学園の子どもたちはきっと夏を満喫していることと思います。
夏休み前の7月16日(土)17日(日)は、学園のある霧が丘地区の盆踊り大会でした。学園の子どもたちが毎年楽しみにしている恒例行事となっていて、会場に行けば浴衣姿の子どもたちがぐるりと櫓(やぐら)を囲みます。なんと、直前には、8年生を中心とする上級生が下級生に盆踊りの振りを教える講習会があるほどで(!)、上級生は櫓の上でそれは優雅に、低学年の子どもたちは見よう見まねで可愛らしく踊り、年に一度の地域のお祭りに花を添えています。特に高学年の子どもたちの指先まで美しい舞姿には、これはもしや幼い頃からやっているオリュトミーの成果!?と思わずにはいられません。
また、在校生だけでなく、卒業生もやってくるので、成長して大人びた姿を見ることも楽しみのひとつです。今年は、それぞれの進学先での友人を連れて来ていたようですが、初めてでも積極的に踊りの輪の中に入っていく子も。まさに「踊らにゃ損、損」とばかりに、物怖じすることなく、恥ずかしがって引っ込むこともなく、今を目一杯楽しむ!シュタイナー学校の生徒の特徴なのでしょうか。
在校生は卒業生の姿に大喜びで、それを見守る大人たちはビール片手に(お祭りですから特別に!)子どもたちを微笑ましく見守りながら語らい、夏らしい開放的な雰囲気を満喫しました。
学園の行事ではありませんが、これもまた季節の風物詩のひとつとなっています。
(広報の会・中島美穂)