数学部とは?

2022年01月15日

 

自分の無くした通学定期の件で
朝から不機嫌だった息子。
今朝は挨拶もそこそこに出かけていった。

シュタイナー学校の子どもだって
思春期も迎えるし、親に反抗もする。
中学生の年齢にもなれば
覆われていたヴェールはあけ
次第に周りが見えてくる。

自分の目で物を見て、
自分の頭で物を考え始める頃だ。

 

あれ?

玄関横に置いてあったのは正方形の木板。
ウォルナットの木目の上に
交差する糸のグラデーションが織り成す
それはそれは美しい円が浮かんでいた。

 


シュタイナー学校の[かず]の授業でも取り入れている糸掛けグラフィック。

低学年のそれを見たことがあり
息子も低学年の頃
ノートに鮮やかなクレヨンで
そうとは知らずに美しい幾何学模様を描いていた。

誰もが知っている九九の掛け算が秘めている美しい法則。
そんなふうに[かず]を目で見ることは感動だった。

 

中学生から始まる部活動で、息子が選んだ野球部と数学部。

遠い昔、数学の教師からチョーク投げの牽制を受けて以来
[かず]に恐怖さえ覚えるわたしの子が数学部に。

 

[数学部]とはいったいなんぞや。

 

まさか100問ドリルを延々とこなすわけでもなく

時々家に持ち帰る
立体のカレンダーや
図形を使ったデザインや
蛇腹折りの小冊子などを見る度に

親としても興味はしんしんだが
家では寡黙な息子に尋ねても
実状はいまだよくわからない。

 


 

わかっているのは
ひと味違う、この学校の[数学]。

 

わたしもこんな風に学びたかった。

 

(8年生保護者)

 


素数の年である2017年
横浜シュタイナー学園数学部の糸掛けグラフィックが
毎日学生新聞の取材を受けました。
当時の記事を学園サイト内で見ることができます。
毎日学生新聞 素数年へようこそ<2017年1月1日発行>


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