哲学博士ルドルフ・シュタイナー(1861?1925)はオーストリアに生まれ、その後はヨーロッパ各地で活動をしました。生涯6千回にも及ぶ講演のほとんどは「こんな話をして欲しい」というオファーを受けてのものだったそうです。テーマは、科学・芸術・教育・医療・農業など多方面にわたりました…
さて、シュタイナーが活躍した時代から100年以上たった日本で今尚、彼の想いが必要とされていると感じます。様々な分野のシュタイナーと出逢う連続講座をお楽しみください。
第16回 宗教?・アントロポゾフィーからみた宗教的なもの
シュタイナー学校はミッションスクールではありません。でも通っている子ども達は、朝に帰りに昼食時にお祈りの言葉をとなえます。彼らは、一体何に祈っているのでしょうか。そもそもルドルフ・シュタイナーが確立したといわれるアントロポゾフィーの中で、祈り=宗教的なものは、どのように位置づけられているのでしょうか。混沌とする世界において光を見いだすシュタイナーの思想の一端を、一緒に紐解いていきましょう。
1953年東京生。学習塾勤務のかたわら人智学を学び1983年に渡独、シュトゥットガルトのヴァルドルフ教員養成セミナー基礎過程を受講同地でキリスト者共同体と出会い、1984年にキリスト者共同体自由大学に入学し87年に帰国。東京で翻訳会社に勤務するかたわら、日本でのキリスト者共同体設立準備活動にたずさわる。1998年に再び渡独して司祭に就任。2000年の日本のキリスト者共同体創設に参加。
現在、東京集会司祭。
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