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お兄さん、お姉さん、大好き!~11月のペレ通信

2022年11月30日


子どもたちの放課後の大事な遊び場でもある学童保育[ペレの家]。
この春から新しい指導員さんたちを迎え、大人たちがほどよく距離を取りながら見守る空間で、子どもたちは教室とはまた違った顔を見せてくれます。
全校保護者へ毎月届けられる[ペレ通信]をブログでもお届けします。

 

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秋晴れのもと、体を動かすのも楽しい時期になりました。ペレの子どもたちも外に出て遊ぶ時間が長くなってきているようです。

さて、先月10月に2回目のお楽しみ企画「7~9年生と遊ぶ会」を開催しました。7~9年生は中学1~3年生にあたります。不安定な天気が続いていたころでしたが、その日は秋晴れとは言えないもののさわやかな風が心地よい1日で、子どもたちは元気に公園内を走り回ることができました。
飽きることなく何度も鬼ごっこを繰り返し、だんご山の原っぱに子どもたちの歓声が響き渡っていました。(時おり上級生男子の「うおー」という低い声も混じって。)

各学期に1回程度入れているこのお楽しみ企画を、ペレの中だけでする「お楽しみ会」ではなく上級生を巻き込んで一緒に遊ぶ機会にしようと考えました。そこでそのまま「7~9年生と遊ぶ会」として下校時間がそろう木曜日の放課後に上級生にペレに来てもらうようにしました。
場所は十日市場校舎からすぐのだんご山公園。招待状はペレの子どもが書きました。担任の先生や親御さんからの声かけもあったこととは思いますが、たくさんの上級生が来てくれ、前回1学期の時などはペレの子どもたちよりも上級生の人数の方が多かったくらいです。子どもたちの喜びも予想以上でしたが、こんなにたくさんの上級生が時間を作って一緒に遊んでくれることも驚きです。

その昔、校舎が2つに分かれるとき、上級生と一緒に過ごせないことは教育的に見ても残念なことだと思いましたが、先生方も行事のたびに一緒に集う機会をもって下さったり、子どもたち自身からランチタイムに9年生が低学年クラスを訪問する企画が出てくるなど、2つの校舎に分かれていても1つの学校としての意識をもって子どもたちが育っている、そして上級生たちが霧が丘にいる低学年の子どもたちを弟や妹のように近い存在に感じていることの証だろうと思います。

こうして声をかけると集まってくれる上級生のいる学校は素敵だなぁと思います。

(ペレの家主任指導員 阿部)