哲学博士ルドルフ・シュタイナー(1861?1925)は、オーストリアに生まれ、その後はヨーロッパ各地で活動をしました。生涯6千回にも及ぶ講演のほとんどは、「こんな話をして欲しい」というオファーを受けてのものだったそうで、そのテーマは、科学・芸術・教育・医療・農業など多方面にわたりました。
さて、シュタイナーが活躍した時代から100年以上たった日本で今尚、今尚、彼の想いが必要とされていると感じます。
2017年から始まった、様々な分野のシュタイナーと出逢う連続講座をどぞうお楽しみに!
喜びはいじめを超える〜ホリスティック心理学からのアプローチ
- 日時:2019年9月23日(月祝)10:00〜12:00
- 講師:吉田敦彦 教授
大阪府立大学 副学長。 日本シュタイナー学校協会の創設に素案作りから関わり、現在専門会員。NPO法人京田辺シュタイナー学校顧問・高等部講師、学校法人シュタイナー学園高等部講師。
子どもの頃から、学校嫌いの人間好き。80年代、好きになれる自由な学校を求めて、シュタイナー教育と「自由の哲学」に出会う。 90年代末にはカナダのシュタイナー学校、帰国して京田辺シュタイナー学校に家族5人でどっぷり浸り、いまやすっかり学校好き。 一人でも多くの子どもが大好きだと思える学校に通えるよう微力を尽くすことが今生の使命。 主著『ホリスティック教育論/日本の動向と思想の地平』(日本評論社)、『ブーバー対話論とホリスティック教育/他者・呼びかけ・応答』(勁草書房)、『世界のホリスティック教育/もうひとつの持続可能な未来へ』(日本評論社)、編著『喜びはいじめを超える/ホリスティックとアドラーの合流』(春秋社)、『日本のシュタイナー教育』(せせらぎ出版)ほか。
現在、日本ホリスティック教育/ケア学会会長、日本シュタイナー学校協会専門会員、大阪府立大学教育福祉学類教授
いじめは、なぜ生まれるのだろう。 大人の世界にも子どもの世界にも、私たちの周りからいじめが無くならな い。今回の『大人のゼミ』では、意志と感情と思考、 自我と自己(セルフ)、意識と無意識のつながりを全人的に捉えるホリスティックな心理学から学んでみたい。 心の底からわきあがる深い喜びとともにある教育とはどんなものか。私たち一人一人が自分の内面を見つめ、子どもと教育について考える時、「いじめを問題にしてそれを排除するのではなく、喜びを創り出すことこそがいじめの問題解決の出発点となる」という事に気づいていくことになるだろう。『ゼミ』が久しぶりの大人たちに送る、熱い学びの2時間。まもなく開校。
- 参加費は事前をお願いしています。お振込をもって、お申込完了となります。当日は、振り込み済みの控え(受領証等)をご持参ください。当日払いの場合は500円増となります。
- キャンセルの場合、参加費のご返金・他講座への振替等は致しかねますのでご了承ください。
- お子様連れの参加はご遠慮いただいております。また、本講座の保育のご用意はありません。
- 週末の事務局はお休みです。お申込み&キャンセル等は、電話、メール共に金曜16時までにお願いします。
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