シュタイナー教育の中でも特徴的な教科の一つである「手仕事」。私たち人間を他の動物から区別し特別な存在としているのは『手』の働きです。『手』でものを作りだすことは自分自身のためにも、自分の利益を越えた他者のためにも役立ち、世界を変化させます。
それぞれの「手仕事」の課題には子どもの成長に則したねらいがあります。
繰り返しリズムを持って一つひとつを積み上げていくこと、間違えたら戻ってやり直し、最後まで仕上げることでは、『意志』を育てていきます。
手仕事は人間の意志を思考行為の中で働かせるように準備するものです。
R.Steiner
さぁ、手を動かしながらシュタイナー教育の手仕事の世界を紐解いていきましょう。
Aコース 小学校低学年の手仕事(2日間)
- 「ファンタジーの力と模倣を通して」
- 入学式の後、「私たちの手は何をするためにあるのかな?」という問いから、「手は働くためにあるのだ」ということを知った一年生。頭で考えるのではなく、楽しく手を動かすことでそれを実感していきます。そんな体験をしてみませんか?
- 実技:1年生の手仕事 出会いから棒針編みへ
- 講師
- 三品恭子(手仕事専科)
- 日程
- 5月15日(日)13:30?16:00
6月19日(日)10:00?12:30 - 持ち物
- 棒針(8?10号)
(毛糸等は実費)
Bコース 小学校高学年の手仕事(2日間)
- 「9歳の危機 子どもの内面」
- 自分の内面と外面の区別が付き始めるころ、子どもの心の中に不安と葛藤が生
まれます。×(クロス)を刺繍することの意味をご紹介しながら取り組みます。- 実技:クロスステッチ 刺繍をほどこしたリネンバッグ
- 講師
- ?本瑞枝(手仕事専科)
- 日程
- 7月18日(祝)10:00?12:30
9月18日(日)10:00?12:30 - 持ち物
- 針刺し、糸切バサミ
(刺繍布、刺繍糸、針、リネンは実費)
Cコース 中学校の手仕事(2日間)
- 思春期の子に伝えたいもの」
- 日本だからこそ教えたい和裁の技術。その基礎は運針です。指抜きの使い方を含め運針を習得します。伝統の技が思春期の子の心に与えるものとは?そんな話も手を動かしながらいたしましょう。
- 実技:運針の習得と刺し子のふきん作り
- 講師
- 神田昌実(担任・手仕事専科)
- 日程
- 11月6日(日)10:00?12:30
12月4日(日)13:30?16:00 - 持ち物
- 手ぬぐい・針刺し・糸切バサミ
(指抜き・布・針・糸は実費)
- 会場
- 横浜シュタイナー学園 霧が丘校舎
- アクセスはこちらをご覧ください。
- 参加費
- 全3コース 8,000円 (NPO会員の方は年間パスポートをご検討ください)
各コース(2日間) 3,000円 (NPO会員 2,500円)
※参加費以外に実費がかかります(500?700円) 当日お支払いください - 各コースは2日間通しでの受講をお薦めします。1日のみご参加の方は1,500円で受付ますが、実技ができない場合もあります。ご了承ください。
- 定員
- 各回30名
- お申込
- お電話、FAX、またはメールにてお申し込みください。
- Tel & Fax 045-922-3107
- 保育
- 保育のお申し込み、お問い合わせは、開催日の1週間前までに
gakuen-hoiku@yokohama-steiner.jp までお願いいたします。
下記フォームからもお申し込みできます。
別途保育料(1,000円/人)が必要となります。
※NPO会員は一家庭何名でも1,000円
エラー: コンタクトフォームが見つかりません。
- お振込
- 郵便振替 : 00260-0-130702 加入者名:特定非営利活動法人横浜シュタイナー学園
ゆうちょ銀行:店番029支店名029店(ゼロニキュウ店)当座0130702