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子どもの教育権を考える~神奈川県不登校相談会に参加して

2022年7月8日


学園の保護者が担っているさまざまな活動のひとつに『子どもの教育権を考える会』があります。この会は、学籍校との関係づくりのための支援活動のほかに、ほかのフリースクールや教育行政とのつながりを築く活動を続けています。不登校支援中心の教育政策の流れの中で、横浜シュタイナー学園のような「事前選択型」の活動を知っていただき、多様な学びの選択が柔軟にできる制度づくりにつなげていくための地道な活動です。
 
神奈川県学校フリースクール等連携協議会と教育委員会が開催している不登校相談会もそのひとつです。先日、6月11日(土)に開催された相談会に、教育権の会メンバーが参加しました。参加した保護者の一人にその様子を報告してもらいます。

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神奈川県が開催するフリースクール等連絡協議会の不登校相談会に参加してきました。
集まったのは主催する県の教育委員会職員と後援の市教育委員会職員、そして相談ブースを出す18のフリースクールとオブザーバー参加の横浜シュタイナー学園、そして悩みや不安を抱える保護者と子どもたち。
18のフリースクールの代表者の挨拶を聞いて、この人たちの後ろにどれだけの人たちがいるのだろう、という重みを感じました。この沢山のフリースクールの方々も子どもたちのためにどれだけの尽力をしているのだろう、と考えるだけで目頭が熱くなる思いでした。

この不登校相談会に参加する保護者の方々の気持ちを考えると、1年半前、学園に転入する前の自分の苦しい胸の内を思い出して、切ない気持ちになりました。でも、「今日、ここに来た決断と勇気が子どものための大きな一歩になるからね」と一人ひとりの保護者に伝えたい衝動にかられました。

横浜市教育委員会の担当者との立ち話では、不勉強や無知を承知で、なぜ、平等に子どもたちに税金が使われないのか、学校によってフリースクール等への対応が違うのはなぜなのか、一条校ではない学校に通う親の素朴な疑問を投げかけてみました。

全体会後には、不登校経験者と参加保護者のフリートークタイムがありました。

– 今のままでいけない、と気づくのは子ども
– 自分でやろうと思わないとやらない
– 自分の事をわかってくれる人がいる
– 続けるのは才能(どんなことでも)
– 親は言いすぎず、環境を作る存在でいて

不登校経験者が熱く語る言葉に保護者が何度もうなずき、メモを取る姿が印象的でした。
 

 

悩みや不安を抱える子どもたちそれぞれに相応しい場所が見つかるように願い、娘の居場所が素晴らしい場所であることを再確認した時間でした。
9月に行われる進路相談会(不登校の中学生をもつ家庭のための高校進学相談会)にも参加してみようと思います。

(子どもの教育権を考える会 7年生保護者)

 
 
 
 
 

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哲学博士ルドルフ・シュタイナー(1861〜1925)。生涯6千回にも及ぶ講演のほとんどは、「こんな話をして欲しい」というオファーを受けてのものだったそうです。そのテーマは、科学・芸術・教育・医療・農業など多方面にわたりました。
シュタイナーが活躍した時代から100年以上たった日本で、今尚、彼の想いが必要とされていると感じます。
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