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新1年生を迎えて

2023年4月26日

今年も学園にたくさんの小さな子どもたちが仲間入りしました。

上級生たちは新しい1年生の入学を心から喜んでいます。
3月まで1年生だった新しい2年生たちは、
学園での生活では初めての下級生ができ、
どこか浮足立って、そわそわと落ち着かない様子です。

(春まつりで新1年生たちを歓迎しました)

2年生の子どもたちは朝の支度を済ませて
平均台を3周し終えると、担任のところにやってきて
「1年生教室に行ってきてもいいですか」と尋ねます。

「いいですよ」と、返事を聞くや否や、
吸い寄せられるようにお隣の1年生教室の前へ向かいます。
新しい1年生がどんな様子で、どんな人がいるのか、
教室の入口に立って、中を興味深く見ています。

1年生教室の前にやってくるのはもちろん2年生だけではなく、
同じ校舎で過ごしている3、4、5年生も
入れ代わり立ち代わりやってきては
1年生との顔合わせをしています。

1年生教室の前にできる上級生の人だかりは、
この時期の学園の風物詩になっています。
「1年生が通るよー!」とどこからともなく声が上がり、
1年生の子どもとその保護者のために道をあけるのも恒例です。

(2年生教室の4月の季節のテーブル)

つい先日、2年生の運動遊び(低学年の「体育」にあたる授業)の時間に
近隣の萱場公園に出掛けたときのこと。
保護者に見守られながら遊ぶ、数人の1年生の子どもたちに出会いました。
(入学後しばらく、1年生は他学年よりも下校時刻が早いのです。)

2年生の子どもたちは初めのうちこそ
「見られたくないー!」などと恥ずかしがって騒いでいましたが、
いざ授業が始まるとしっかりと気を引き締めて、
しゃがんでつぼみになったり、手足を拡げて星になったり、
決まった順番で手を叩いたりという
昨年も1年間行ってきたお馴染みの動きをどこか誇らしげに、
全員でぴったりと息を合わせて動いていました。

私から何か言った訳ではありませんでしたが、
彼らなりに「先輩としてお手本を示さなければ!」と思ったのかも知れません。

初々しく、ほわほわとしている1年生を見ていると、
本当に子どもは1年で大きく成長を遂げるものなのだなと実感します。

2年生の子どもたちにもまだ幼さはありますが、
目つきも体つきも立ち居振る舞いも、
随分頼もしく、しっかりとしてきました。

こうやって年々成長して、やがて立派に
ひとり立ちしていくのだとしみじみと思います。

新しい1年生も加わって、今年度も
大きく成長していくであろう子どもたちと過ごす時間が本当に楽しみです。

(2年生担任 大脇聡史)


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