子どもたちの放課後の大事な遊び場でもある学童保育[ペレの家]。
大人たちがほどよく距離を取りながら見守る空間で、
子どもたちは教室とはまた違った顔を見せてくれます。
全校保護者へ毎月届けられる[ペレ通信]をブログでもお届けします。
お楽しみ会~ペレ通信4月号
昨年度末に学童保育ペレ最後の「お楽しみ会」がありました。
ライアーの会の方々による美しいライアーの調べにうっとり、
夢見心地で始まりました。
次は、子どもたち全員参加で「四つ角(よつかど)」という遊びへ。
部屋の四隅に掛けた布の色のイメージで”森”や”泉”などに分かれた子どもたちを、
部屋の中央で眠る”魔女”が目をつぶったまま、
どれかひとつ、「泉!」などと指名すると、
なんと泉の子どもたちは魔女の館に囚われてしまう!
というルール。
どの四つ角に分かれてもいいものの、
毎回シャッフルの度にドキドキ、キャーキャー、
逃げ惑うように四つ角に散っていく子どもたちの姿は天真爛漫そのものでした。
そして、大賑わいの締めくくりは保護者による人形劇。
静かさに包まれた人形劇は、ストーリーの語りの声も、
人形も、小さくひそやかなものであるのにも関わらず、
子どもたちは食い入るようにじっと見つめて、
お話の世界に没入していました。
私は初めて観たのですが、
狼が赤ずきんちゃんをペロリと呑み込む瞬間!
あっと思う間もなく、
鮮やかに赤ずきんちゃんが消えてしまう様に、
本当にびっくりしました。
慣れ親しんだ物語なのに、
大人の私でも新たな発見をしたような、新鮮な体験でした。
シュタイナー教育の豊かな学びと感性、
遊びに満ちた素晴らしい時間でした。
ありがとうございました。
2年生保護者
学童保育「ペレの家」詳細
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「ペレの家」指導員募集
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