オープンデイ開催に向けて

2021年5月23日

雨がしとしとと降る中 6/12(土)開催予定の オープンデイの全体会が行われました。   全体会とは イベントをする際に集う会のこと。 当日のスタッフ以外にも 誰でも参加することができます。   今回は イベントをどのように進めているのかを 見てもらうために 1年生保護者には オリエンテーションとして 参加してもらいました。   たくさんの保護者が集まり 当日までの細かい確認を 直接行うことができました。   昨年は ほとんどのイベントが 中止となったため 久しぶりに 保護者がこのように集まれたことを とても嬉しく思いました。   世の中の情勢もよく見ながらの 開催判断となりますが 当日を無事に迎えられるよう 教員と保護者で 丁寧に準備を進めています。   (オープンデイ実行委員 3、6年保護者 C.M)   ※2021オープンデイ  現在、各コースとも定員を超過し、キャンセル待ちとなっております。  

大人のための体験授業

2021年5月16日

~~~ 「かず」を教えることと 世界は美しいことを教えることが つながっているのだとわかりました。 ~~~ 教室をまるごと実験箱にして その中にどっぷり浸って感じる。 「どっぷり浸って全身で感じ取る」 というのが 心を動かす授業の秘訣なのかなと。 ~~~   “体験する授業” の体験授業   思えば この体験にすっかり惹き込まれ 「どうしても子どもにこの授業を受けさせたい」と 親である自分自身が感じたことが わたし自身 我が子をこの学園に通わせる 発端となったのだった。     「かず」をイメージ豊かに伝えるというのに驚きました。数の家とか詩とか絵とかすごくおもしろかったです。「かず」を教えることと、世界は美しいことを教えることがつながっているのだとわかり、こういう形で数を学んでいけば、子どもによい影響がもたらされるのだろうなと感じました。   ~~~ 大人の私にとってもとても刺激的で、子どもに戻ってもう一度小学校から学びたいと思うような時間でした。 ~~~   法則ありきで“教えてもらって”きた私。大学時代、教科書に書いていない・教えてくれる人がいない領域に踏み込んだとき、頼るものがないことに戸惑いを覚えた時期がありました。考えてみれば当たり前で、最初にその法則を見出した誰かは、別の誰かに“教えてもらった”のではなく、自分の経験から自分で“辿り着いた”のですよね。シュタイナー学校流の授業では、子ども一人ひとりに“辿り着く”疑似体験をさせてくれているように思いました。 ~~~   前回の[公開講座]では 低学年[かず][音楽] 高学年[物理][中国語] の授業が開催され 好評を博した。     今年6月のオープンデイでは そのうち 低学年[かず]の授業を体験できる。   「どっぷり浸って全身で感じ取る」体験を 大人こそ。   ※2021オープンデイ 現在、各コースとも定員を超過し、キャンセル待ちとなっております。講座については[公開講座]のお知らせをご覧ください。

春まつり

2021年4月26日

入学式後 はじめての登校日に 春まつりがありました。 この春まつりでふるまわれる ことりの形のパンを 新3年生の保護者らが手作りで焼くことが 引き継がれているお役目です。   昨年はコロナ禍で 今の新4年生の保護者は 準備までしたものの ふるまうことが叶いませんでした。   そこで、今年度は 新3、4年両学年で半分ずつ焼くことになり アレルギー対応の米粉蒸しパンも合わせて 約170羽程を準備して 当日を迎えました。 私はお庭で ことりパンが入った バスケットを持ちました。   5年生に近づくほど 子供達が [どのことりにしようかな~]と 真剣に選ぶ姿がありました。   私達作り手の 保護者の気持ちが伝わる 感想も届きました。 そのひとつを紹介します。 ~ ~ ~ 暖かな日差しの中 キラキラした目で ワクワクした気持ちで 小鳥のように心躍る気持ちで 春を喜ぶ子供達の笑顔を想って 作らせて頂いたことに 感謝です。 ~ ~ ~ <3年生保護者 S.S>

黒板塗りの日

2021年3月19日

卒業式が終わり   霧が丘、十日市場両校舎が がらんと静まっていた 春休みの一日   知る人ぞ知る 年中行事である 「黒板塗装作業」が 行われました。   わが校の黒板は 1枚を除いてすべて 本職の大工さんが ボランティアで 作ってくださったもの。   シナベニアの表面に 黒板塗料を塗って仕上げています。   その黒板は1年間 授業でたくさんの絵や文字が描かれたために すべすべになり チョークの「のり」が 悪くなります。   そのため 教員たちはこうして 年に一度のメンテナンスを 大切な黒板に施すのです。   飛び散る塗料から 身を守る 勇敢な(?)いでたちから、 次なる1年間の 授業準備が始まります。   <一年生担任>

ペレの家 「9年生と遊ぼう会」

2021年3月7日

 「オニ、やる人いますか?」   最初は誰もいなかったのに、 ひとりが手を挙げると、次から次へ、 あっという間に10人近くの子どもたちで オニの集団ができました。    穏やかさの感じられた3月、早春に 9年生と遊ぼう会を ペレの家で企画しました。   みんなで氷おに遊びをしているときの 一場面です。   「先生、オニが多すぎますー」 と言ってくる子に まあまあ遊びなんだから 楽しそうじゃない、と。 とたんに蜘蛛の子散らしたように きゃーきゃー言って どの子も楽しそうです。   希望参加者は 1~8年と9年生を含む、総勢67人。   その人数で 氷おにやジャンケン遊びなどを 楽しみながら 普段あまり一緒に遊べない 高学年と低学年が 仲良く触れ合っていました。   大きくなってしまった9年生たちも こんな小さな1年生の時があったんだねと 思い出しながら 大人たちは目を細めて微笑んでいました。   会の最後は ありがとうを込めて 9年生とひとりひとりが握手し 下級生が手と手を合わせたトンネルの中を通って 9年生が送られていきました。   ペレの家 指導員

十日市場オイリュトミー室の棚据え付けでお父さんたち活躍(2日目)

2021年2月1日

2日目(1日目の記事はこちら)   3人のお父さん方と、 オイリュトミー備品棚を制作。 これもまた特別な事情が。   単に保管ではなく、 オイリュトミー室いっぱいに動く オイリュトミーの 自然な動きに合わせた 場所に使う道具を置けるように する必要がありました。   つまり、 楽譜などを静かに保管する部分と、 内容に合わせて持ち出せる部分。   親子棚が必要 ということで、 図はかけましたが、 あとは現場合わせで ドキドキものでした。   高さ調整、 位置調整、 巾調整を ネジの下穴をあける前に 形にするには、 参加者みんなの手で 「この位置か、もっと上」 ということを 繰り返して決めてゆきます。   各パーツはそれぞれの分業で、 話ながらできますが、 ここはみんなで集中した リズムを刻めて はじめて 形にすることができます。   そんなこんなで 予定の時間を 大きく過ぎながらも 一緒に 作業してくれた方々のおかげで、 使い勝手と 収まりの両方を兼ね備えた 実用的で その場の雰囲気に 溶け込める棚ができました。   15周年で試作した、 学園のロゴマークの 焼き印も刻印させてもらいました。 素晴らしい出来です。   単なる棚、 単なる収納と 侮るなかれ。   それに命を吹き込むのは、 作り手の人となりであり、 その時の気持ちだと思います。   無理に大変なエネルギーを 集約するのではなく、 その人が、そこに現れた時から 発している貢献の光が 形になってゆくのだろうな、 と今思っています。   これで、 収納エリアの カーテンを中のものが 押してしまうことなく、 整然と収まり、 きれいなカーテンが揺れる 収納エリアにできました。   このような時期なので、 少人数での作業で 注意しながらでしたが、 お父さん方の連携があって、 学園にまた新しいものを 増し加えることができました。   私の子ども(1年生)は、 同じ15周年プロジェクトの メンバーである 2年生のお母さんが 保育の予定を組んでくださり、 他の子たちと、 近隣の森で遊んだり、 知り合いの畑の お手伝いをして 2日間を過ごし、 満足して帰ってきました。   お母さん方の ご理解、サポートの連携なくして、 このような活動はできないものです。 ありがたいことです。   その日は 木クズまみれの父親と、 土まみれの子どもで、 大変楽しい週末でしたとさ。   十日市場校舎は、 来年で10周年を迎えます。… Read more »

十日市場オイリュトミー室の棚据え付けでお父さんたち活躍(準備~作業初日)

15周年行事の一環で 十日市場校舎のオイリュトミー室 奥の収納エリアの 棚つくりのお題をいただきました。     学園のこういったお題は、 いわゆる市販品を買ってきて据える というのでは、収まらない、 ものの大きさに合わない、 ということもありますが、 校舎で大切にしている要素の 一つである 雰囲気に溶け込んでいるかを 第一に考えます。   こういった場合は、 まずは棚を授業で使用される 先生方の意見と、 実際にできそうなことを現場で見て、 測り、考える、 ということから始めます。   幸い、学園には、 お仕事でも 専門の方も関わっていただけて、 いくつかの工夫で 実現できそうなスケッチは 作ることができました。   その後は、 合う材料と部品探しです。 近所のホームセンターに、 子どもの送迎の合間で 現物を測り、市販材料から選ぶ、 ということを行ったり来たり。   これ、 あまりされない方には 面倒な作業 と思われるのかもしれませんが、 ここは実は楽しいところ でもあります。   材料からひらめいたり、 現場の制約が 弱みに見えたのに 強みになったり。   今度使えるかな、 というものを 知ることができたりします。   ここで、 頼れる相談相手にして、 協働してきた玄人の方が、 ご事情で参加いただけなく なってしまいました。   これは大変です。 こういった木工作業は、 道具が大切です。 玄人の方は 様々な道具と 熟練の技もお持ちでしたから、 それを欠いては事が進みません。   慌てて方々を聞いて回ると、 保護者の方々に いらっしゃるのです。 不思議と。   据え置き型の 古い電動丸鋸 (なんで持っているの?) とか、いろいろ。 なんとか作業できそうだ、 ということにできました。   前日を迎え、 同じ保護者メンバーの お母さんに協力をいただき、 ホームセンターから 大きな資材を購入、 運搬をします。   もう引き返せません。   この週末 2日間で仕上げるのです。   作業途中の途中のまま、 置いておいては 授業に支障があります。   直前まで、 転倒防止の仕組みとかは、 諸案あり、現地合わせ。   1日目。 声掛けに集まってくれた、 手仕事好きのお父さん方、 あと教室で打ち合わせしていた お父さん方も引き込み、開始。   最初は楽器棚です。 楽器棚はギター類と バイオリン類を縦に重ねると、 スペースの天井に収まらない。 バイオリンは… Read more »

~アドヴェントの集い開催中止のお知らせ~

2020年11月7日

「アドヴェントの集い」を 楽しみにしてくださっているみなさま   横浜シュタイナー学園では 例年第一アドヴェントの日曜日に 「アドヴェントの集い」を 開催してまいりました。 本来ならば秋も深まるこの時期には、 集いに向けての準備が 学内保護者のみなさんによって、 粛々と行われているころです。   ・ ・ ・   聖夜までの4つの日曜日を含む期間を アドヴェント(待降節)と呼びます。   このアドヴェントという言葉は もともとは「到来」を意味します。   冬至に向けて日が どんどん短くなり、 外界は 光が弱く暗くなっていきますが、 思考の力はより強まり、 心の中の精神の光はいよいよ 勢いを増していきます。   そして 待ち望んでいた聖夜には 輝く魂の芽が 幼子として この世界に根を下ろします。 その精神の光は ひとり一人の魂の中で 真心のあたたかさ となっていきます。   そして 人とのあたたかい愛と 取り組みの中で 魂は創造の力を育んでいきます。   ・ ・ ・   毎年この催しでは、 このアドヴェントの時期、 在校の子どもたちのために 美しく飾られた校舎の雰囲気を 学外の方々にもご紹介し、 親子でその雰囲気を 楽しんでいただくことを 大切にしてまいりました。   人形劇、ろうそくの森、 クリスマスのお話、 高学年による合唱・合奏の発表、 そしてカフェなど、 様々な取り組みで 来場してくださった方々に 喜んでいただいています。   今年もこの催しを 楽しみにしてくださっている   という声もいただきました。   ところが、 今年のコロナ禍において、 日常の教育活動や 保護者活動における様々な集まりは 30人を限度に開催しており、 この状況下では 学外の多くの方々を お招きしての集いの開催は とても難しいと 判断せざるを得ませんでした。   大変残念ではありますが、 今年は「アドヴェントの集い」を中止 とさせていただきます。 それぞれの皆さまが それぞれの場所で静かに そして あたたかなアドヴェントの季節を お迎えくださることを お祈りしております。   なお、 聖夜劇は例年のように 緑公会堂にて 上演することが決まりました。 感染症予防策徹底のため、 完全予約制となります。 観劇ご希望の際は、 必ず事前のお申込みを お願いいたします。 詳しくは 横浜シュタイナー学園ウェブサイトを ご覧ください。 (横浜シュタイナー学園 教員会)

ネパールの先生の訪問 

2020年10月10日

2020年10月6日、ネパール・カトマンズにあるシュタイナー学校の責任者、ディルマアヤ先生が横浜シュタイナー学園を見学されました。5年生のエポック授業、高学年の合同体育授業の見学後、卒業生のエポックノートを見ながら歓談し、十日市場校舎で6年生のモーツァルト歌劇「魔笛」の練習もご覧になりました。 カトマンズの学校は、孤児や生活に困難を抱える子どもたちの擁護施設の学び舎として運営されており、すべて寄付でまかなわれているそう。「コロナの影響で帰国が遅れ、やっと許可が下りましたが、帰国すれば困難な日々が待っています」とディルマアヤ先生。「よい教育の前に、満足な食事を確保するために奔走しなければならないのです」。 ネパール社会でも新型コロナウィルスの影響は大きく、運営のための資金集めは困難を極めているとのこと。そんな困難の中で、学園の卒業生のエポックノートに顔を輝かせ、教育の理想を諦めない先生との出会いは、私たちにとっても大きな励みとなりました。 ※写真左がディルマアヤ先生、右は通訳で同行された見口さん (事務局 佐藤雅史)

〜教員会だより〜おうちがっこう・書道編〜

2020年7月24日

横浜シュタイナー学園では3年生から6年生まで書道の時間があります。 「習字」ではなく、「書道」。講師は書道家の吉野玉庸先生です。 授業が終わると、それぞれの子どもの魅力が溢れるような書が並び、見とれてしまいます。 同じ「月」を書いても、「これは秋の夜の満月ね」とか、「ちょっと霞がかった三日月みたいね〜」など見る側の想像力もかきたてられます。 さて、そんな吉野先生から、休校期間中の6年生の子どもたちに出された課題とは……!? 6年生神田昌実先生から、お休みの間に、小筆で名前の練習とかどうですか?と連絡がありましたが、それではつまらないので、考えてみました。 私たちの書道は、お手本を写すことはしていません。書く字の意味をみなで考え、その上で、ひとりひとり自分の字を書くのです。おうちで何ができるのでしょうか。  何か楽しい発見のあることをと考えてみました。 それが「たんぽぽ書道」です。 たんぽぽの蕾に墨をふくませると、ふでのようになって、面白い字がかけます。 書道でいつも使う筆は、軸と穂(筆鋒)でできています。 たんぽぽの蕾の部分が穂になります。花柄の部分が軸になります。 花柄は筆の軸のように力をかけることができません。本当は普段も軸は強く持つのではないのですが、どうしてもぎゅっと持って書いていることがあります。たんぽぽの筆では、そうはいきません。花柄をつぶさないように、力をいれずつまむように持つことになります。どうやって線をひきましょう。まず、たんぽぽの蕾に墨をしっかり含ませます。 たんぽぽの蕾に気持ちをゆだねて、紙の上にポンと置きます。それから線ひくために動かします。その時、押しつけないように腕を大きく動かさないと、線はひけません。大きく動かしても、ほんの短い線しか書けないかもしれません。でも、その動きが大切なのです。たんぽぽの筆と自分の腕が一つになった時、美しい線が書けるはずです。きっと、書いた線は短くても、長く見える美しい線になっているはずです。 穂先まで、気持ちをしっかりこめて、大きな動きで書く。普段も、そうであってほしいのですが・・・ 素敵な芸術作品が沢山よせられました。 たんぽぽ以外でも書ける花がありそうです。試した人がいたら、嬉しいです。 (吉野玉庸) 続いて、5年生に送られた課題と、子どもたちの作品もご覧ください。 様々に美しく瑞々しい「青」ばかりです。 吉野先生の書道の体験授業が8/2(日)にあります。 現時点での対象は、入学を検討されている方に限らせていただきますが、 いつか大人も吉野先生の書道講座を体験したいですね。 8/2の情報は下記よりどうぞ。 大人のためのシュタイナー学校体験授業8月 (広報の会)